丘の上のブリティッシュvol.01

クラシックカーがご趣味のFa氏
ある小雨の降る昼下がり、いくつかのハウスメーカーの図面を持って突然来社されます

1957年製の2台のMGに似合うガレージがほしいのだけど、もちろんそれに合う住宅も合わせて
そんな独特な風情のあるFa氏を、こちらは提出前の模型の残骸のなかでお迎えすることに・・・

それだけ凝った英国の家だと和室はなしでいいの?というちょっとひねった問いかけも即OKです
ご提案したプランは2種類、それぞれ違ったデザインでご提案しましたが選ばれたのはもちろん英国のモチーフのものです

生活上便利なテラスへの掃きだし口さえもこの家に似合わないと腰窓に変更される徹底振りに、楽しい打ち合わせが続きます
造成もようやく進み、建築へ、ご主人は図面から模型を起しミニカーでガレージのチェックに余念がありません
空港近くの不利な立地にもかかわらず、音もぜんぜん気にならないと、建物の性能に改めて感心しきりのFa氏

「私がずっと住んであげるね」とお子様にお墨付きをいただけました
Fa邸はその後・・・
第二子誕生にあわせた増室、外柵、ガレージ改造とFa氏の創作意欲は途切れなく続いていますそんなお話は続編で

Fa 北側ハーフティンバーとレンガタイルで構成した北立面
どこからでも建物が見える敷地なのでデザインは慎重に


Fa 南側2階を16インチほどオーバーハングして庇なしの出入り口を取るも腰窓に変更された立面ですが
出窓形状の3連窓はフロアーまで壁を出し、リビングに変化と余裕を与えている



Fa 正面驚くほど精巧に作られた模型はFa氏の作で実は2代目
MGマグネットとMGBのミニチュアカーが入手できたから
雁行する屋根の重なりがこの建物のイメージを大きく見せるが実は住宅部分は125m2以下です



Fa リビング(カーテンオープン)当時は珍しい梁見せのインテリア
収納を壁1面にとることで、フォーマルなインテリアが維持できます



Fa ダイニングからリビングを見る驚くべきことにダイニングセットはお嫁入り家具のひとつで、フロアーのアンティーク色にぴったり一致しました
キッチンのレンジフードは銅のたたき出し仕上げで現在は職人がいないということで製作不能のもの
ご希望があれば職人を探してこなければ(汗)



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